自動車保険の運転者家族限定特約の家族の範囲とは

車のイメージ17

自動車保険に加入するときは少しでも保険料を安くしたいと思うものですが、保険料を安くするためにも知っておきたいのが、契約する車を運転する人を限定する「運転者家族限定特約」です。

すでに自動車保険に加入している人はご存知だと思いますが、契約する車を運転する人の範囲を限定するだけで保険料は安くなりますが、注意しなければならない点もあります。

運転者限定(運転する人の範囲)の種類は

運転者限定の範囲の種類

  1. 本人限定(本人だけ運転する)
  2. 夫婦限定(夫婦で運転する)
  3. 家族限定(家族で運転する)
  4. 限定しない(誰が運転してもよい)

通常、運転者限定には上記の4種類があり、その中から運転する人の範囲を選びます。

この中で確実に理解しておけなければならないのは、「家族限定」の家族の範囲です。

何故なら、運転者家族限定特約の家族の範囲について正しく理解しないままにしておくと、万一の事故のときに補償されないという事態になりかねませんので、一度、「自動車保険の運転者家族限定特約の家族の範囲」について再確認しておくと良いでしょう。

保険料は運転する範囲が狭いほど安くなる

上記の「運転者限定の範囲の種類」では下に行くに従って保険料が高くなっていきます。

「本人限定<夫婦限定<家族限定<限定しない」という関係が成り立ちます。

つまり、運転する人の範囲が広くなれば、それだけ事故を起こす確率が増えるので保険料も高くなるというわけです。

本人だけが運転するよりも夫婦2人の方が事故のリスクは大きくなりますし、家族にまで範囲を広げれば、さらに事故リスクは拡大するからです。

ここで疑問に思うのは、自動車保険の「運転者家族限定特約」の家族とは、どこまでの範囲かということです。夫婦の場合は、夫と妻ということでハッキリするのですが、漠然と「家族」と言われても、その範囲が明確ではありません。

また、契約車両を運転する人を「運転者限定」で指定しても、それに加え「年齢条件」も関係してきますので注意しましょう。

年齢条件との兼ね合いで運転できる人が決まる

運転者限定は、どこまでの範囲の人が契約車両を運転できるかを決めるものですが、実際には「運転者年齢条件」との兼ね合いで運転できる人が決まります。

例えば、運転者限定に「家族限定」をセットし、年齢条件に「30歳以上補償」をセットした場合であれば、運転できる人の範囲は「家族であって、かつ年齢が30歳以上の人」となります。

この場合、家族の中に30歳未満の人がいれば、その人は契約車両を運転できないことになりますので要注意です。

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運転者家族限定特約の家族の範囲はどこまで

家族のイメージ

保険会社の約款にも書かれていますが、運転者家族限定特約の家族の範囲は下記のようになります。

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者(内縁関係を含む)
  • 記名被保険者、またはその配偶者の同居の親族
  • 記名被保険者、またはその配偶者の別居の未婚の子

「記名被保険者(通常、契約者本人)」、「配偶者(内縁関係を含む)」、「記名被保険者や配偶者の同居親族」、「記名被保険者や配偶者の別居の未婚の子」までが、家族限定特約の家族の範囲になります。

記名被保険者や配偶者の別居の未婚の子は、婚姻歴があると「運転者家族限定特約の家族の範囲」から除外されますので注意しましょう。

また、保険契約の「主な運転者」の欄に被保険者以外の名前を記入した場合は、「主な運転者」が基準となり、その配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が補償の対象となりますので注意してください。

同居の親族はどこまでが範囲に含まれるの

運転者家族限定特約の同居の親族とは、どこまでの範囲を指すのでしょうか?

  • 記名被保険者の同居の親族:6親等以内
  • 配偶者の同居の親族:3親等以内

同居の親族がいるケースというのは、2世帯などで暮らしている場合で、「親夫婦の家庭」、「息子・娘夫婦の家庭」というのが一般的に想定される事例ではないでしょうか。

こういうケースであれば、記名被保険者の同居の親族であろうと配偶者の同居の親族であろうと、すべての同居親族が3親等以内に該当しますので、運転者家族限定特約の同居親族に含まれることになります。

別居の未婚の子は範囲に含まれる

運転者家族限定特約の範囲には「別居の未婚の子」が含まれますが、「別居の既婚の子」は対象外となります。

自動車保険の契約では、別居していたとしても既婚(結婚歴がある場合も含む)の場合は、範囲には含まれませんので気をつけてください。

つまり、今は「別居の未婚の子」となっていても、過去に婚姻歴がある場合は「別居の未婚の子」に該当しないのです。

この辺を勘違いして覚えていると、事故を起こしても保険金が支払われないことになるので注意が必要です。

親族でも別居しているなら補償の対象外

兄弟や姉妹などは家族の一員という認識ですが、自動車保険の運転者家族限定特約では「同居の親族」は補償の範囲に含まれますが、「別居の親族」は補償の範囲に含まれません。

よって、いくら兄弟や姉妹だとしても、別居している親族なら運転者家族限定特約の付いた車の運転は控えなければいけません。

内縁関係は補償の範囲に含まれる

内縁関係は事実婚と言われるように、婚姻届けを提出していないだけで通常の夫婦となんら変わりはありません。

そのため、自動車保険の運転者家族限定特約においても「内縁関係」を家族の範囲としているのです。

ただし、内縁関係の場合は、それを証明するための書類を用意できなければなりません。

内縁関係を証明するための書類

  • 住所が2人一緒の住民票
  • 2人の名前のある賃貸契約書
  • 2人分の収支が記帳されている通帳
  • 妊娠の医療記録

これらの書類を揃えて内縁関係であることを証明する必要があります。

運転者家族限定特約を付けている場合の注意点

家族限定の範囲内に含まれていた人が、独立や結婚などで範囲外になったときは補償を見直しておかなければなりません。また、この逆で、範囲外にいた人が範囲に含まれるようになった場合も注意が必要です。

子どもが結婚し独立したケース

運転者家族限定特約の家族の範囲に「記名被保険者またはその配偶者の同居の親族」とあるように、夫婦の子どもが同居しているときは補償の範囲に含まれていましたが、その子どもが結婚を機に独立した場合は、補償の範囲から外れてしまいます。

この状態で契約車両を運転して事故を起こしても、保険会社からの補償は受けられませんので、独立を機に自分で自動車保険に加入するなどしなくてはなりません。

別居の子の意味を勘違いしないで

運転者家族限定特約の家族の範囲には「記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子」が含まれますが、一つだけ条件が付いています。

その条件は、くどいようですが「一度も結婚していないこと」です。

つまり、現在は離婚して未婚状態となっていても、過去に結婚していたことがあれば「別居の未婚の子」には該当しないのです。ここを勘違いしていれば、事故を起こし保険金を請求しても保険金が支払われませんので注意してください。

運転者家族限定の範囲外の人が運転しても補償されない

運転者家族限定特約は、運転者の範囲を限定することで保険料を割引くという特約となりますので、それに反して特約の範囲外の人が運転した場合は、補償の対象外となります。

例えば、運転者家族限定特約を付けているにもかかわらず、補償の対象外となる友人などが運転した場合、契約事項に違反したこととなり、保険金は支払われませんので注意が必要です。

あとがき

運転者家族限定特約は、その使い方さえ誤らなければ保険料が割引になる良い特約なのですが、見てきたように特約の範囲外の人が運転したり、勘違いで契約を見直ししていなかった場合は、事故を起こしても保険が使えないなどの弊害もあります。

よって、契約内容に変更があるような場合は、約款や保険会社のホームページなどで詳細を確認し、必要があれば契約内容の変更などの手続を行っておくことをおすすめします。

なお、運転者家族限定の保険料割引率は、保険会社で異なりますが「3~8%」程度となっているのが一般的です。

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