子どもの自動車保険の保険料を安くする方法はあるの

子どもが免許を取って車を買ったイメージ

子どもが免許をとって車を運転するようになると、自動車保険に子どもの補償も加えなければなりません。

しかし、子どもを自動車保険の補償対象に加えると、途端に保険料が今までよりも高くなってしまうという問題がでてきます。

そこで、ここでは子どもの自動車保険の保険料を安くする、幾つかの方法をご紹介します。

子どもの保険料を安くする方法

長距離ドライブのイメージ

子どもが免許をとり車を運転するようになったら、まず最初に今の自動車保険を見直して、子どもの補償を付け加える手続をしなければならないのです。これを怠ると、子どもが車を運転し事故を起こしても、自動車保険では補償されません。

ただ、問題なのは子供を任意保険の補償に加えると、保険料が高くなってしまうことです。

子どもの年齢に合わせて「運転者年齢条件」を引き下げなくてはならないことや、子どもが運転者に加わることで「運転者限定」条件を変更しなければならないことが原因となって、保険料がアップしてしまうのです。

また、子どもが免許をとり自分の車を購入し自動車保険に入る場合は、新規で保険に入ることになるため等級が6(保険料が割増となる)となることや、子どもの年齢に合わせた保険料となることで、保険料は高くなってしまうのです。

保険料を安くする方法は5種類ある

子どもの保険料を安くするためには以下の方法があります。

  • 子ども運転特約を付帯する
  • 親の保険を子どもに譲る
  • セカンドカー割引を使う
  • 車両保険の免責を大きくする
  • 中断証明書を使って保険に入る

そもそも、自動車保険の保険料は年齢が若いというだけで高くなる傾向にあります。

年齢が若ければ、運転免許を取り立てで運転技術が未熟であることや、スピードを出した運転をする傾向にあるなどで、事故を起こすリスクが高いと判断されるため、保険料が高く設定されるのです。

これは、現在の自動車保険がリスク細分型の保険であることによるもので、運転に慣れていないとか事故率の高い車(車両料率を参考に決められます)に乗っているなど、契約者の個々のリスクを基に保険料が算出される仕組みになっているからです。

しかし、保険料が高く算定される若い年齢の人でも、ある程度は保険料を安くすることができますので、その幾つかの方法をご紹介していきます。

子ども運転特約を付帯する

一部の保険会社で設けられている「子ども運転特約」で保険料を安くする方法は、親の車を親と子どもが一緒に使用する場合に使える方法です。

なお、「子ども運転特約」はセゾン損保(おとなの自動車保険)でしか設けられていない特約となりますので、セゾン損保に加入している場合にだけ利用できる方法です。もしくは、この機会にセゾン損保に乗り換えても良いのかもしれません。

手順としては、まず親の自動車保険に「子ども運転特約」を付帯することになります。

子ども特約では、子どもの年齢に合わせて「運転者年齢条件」を引き下げる必要はないので、今までの年齢条件はそのままとしておきます。

年齢条件を、子どもの年齢に合わせて引き下げてしまうと、途端に保険料が上がってしまいますし、年齢条件を引き下げるのであれば「子供特約」の意味がありませんから、運転者年齢条件はそのままにしておきます。

また、運転者限定条件をセットしているのなら、それを一旦解除し「運転者家族限定」にセットし直します。例えば、運転者限定を「本人限定」や「夫婦限定」から「家族限定」に運転者の範囲を拡大するのです。

その上で、「子ども運転特約」を別途に付帯すれば、保険料が極端に上がることなく、子どもの補償もカバーすることが可能になります。

なお、子ども運転特約を付帯した場合の保険料アップは、数千円程度の上昇で済むようです(契約者の条件によります)。

親の等級の上がった保険を子どもに譲る

自動車保険は、親から子どもへ譲ることができます。

親の等級の上がった自動車保険を子どもに譲ることで、子どもの自動車保険の保険料を安くする方法です。

この方法は親の等級がある程度高くなっていなければ、効果はあまり期待できません。

例えば、親の等級が15等級であれば、その保険を子どもに譲り渡すだけで子どもは15等級として新規で保険に加入することができますので、ある程度の効果は期待できるでしょう。

子供に保険を譲り渡した後、親は新たに自動車保険に加入しなければなりませんが、親の年齢であれば、新規加入したとしても保険料はそれほど高くはなりません。

よって、世帯で負担する保険料として考えた場合は、子どもに保険を譲り親が新規で加入した方が負担すべき保険料は安くなる場合が多いのです。

ただし、自動車保険を譲る場合は「親と子供が同居していること」という条件がありますので、親と子供が同居している間であれば問題なく譲ることができます。

しかし、親と子供が別居している状況の場合は、この方法は使えませんので別の方法を考えなければならないでしょう。もしくは、同居している間に譲っておくというのでもOKです。

ここで参考までに、親の20等級を子どもに引継ぎ、親が6等級で新規に加入する場合の保険料をみてみましょう。

親の保険料 子供の保険料 保険料合計
(世帯の保険料)
等級の引継ぎなし 43,670円 209,440円 253,110円
等級の引継ぎあり 78,210円 95,700円 173,910円

子どもが6等級で加入する場合と比べ、親の20等級を引き継いで加入するだけで保険料は劇的に安くなっています。

子どもに等級を譲り渡したため、親は新規の6等級で保険に加入したので、親の保険料は高くなっていますが、世帯としての保険料の総額は79,200円も安くなりました。

セカンドカー割引を使う

子どもが自分専用の車を購入し保険に入る場合は、親の車のセカンドカーとすることで保険料を節約することが可能です。

つまり、保険会社で提供されている「セカンドカー割引」を利用し、保険料を安くするのです。

セカンドカー割引は、保険料から数%割引するという割引方法ではなく、セカンドカーとして加入する契約の等級を7等級からスタートさせることで保険料を安くするという方法になります。

通常、セカンドカー割引を使わずに新規で加入する場合の等級は6等級ですから、子どもの年齢が26歳未満なら割増の保険料となるのですが、セカンドカー割引を適用させることができれば、年齢が26歳未満でも割引の保険料となる違いがあります。

例えば、前契約のない新規で加入する場合の6等級の保険料割引率と、同様に7等級で加入する場合の割引率を比較すると下記のようになります。

年齢条件 等級 割引・割増率
年齢問わず補償 6A 28%割増
21歳以上補償 6B 3%割増
26歳以上補償 6C 9%割引
35歳以上補償 6G 9%割引
年齢問わず補償 7A 11%割増
21歳以上補償 7B 11%割引
26歳以上補償 7C 40割引
35歳以上補償 7G 40%割引

子どもの年齢が21歳以上であれば、年齢条件に「21歳以上補償」をセットできますので、そうすれば保険料の割引率は7等級の11%割引(6等級なら3%割増)が適用されるのです。

セカンドカー割引を利用するための条件

セカンドカー割引を利用するためには下記の条件があります。

  • 車の所有者と任意保険の名義人が同じこと
  • 1台目のノンフリー等級が11等級以上であること
  • 2台目も自家用8車種であること(通常の普通車や軽自動車であれば問題なし)
  • 記名被保険者および車の所有者が個人であること

なお、セカンドカー割引は1台目の車と違う保険会社でも利用することができます。

車両保険の免責を大きくする

自動車保険に車両保険も付帯するのであれば、車両保険の免責金額を大きめにセットすることで保険料は安くなります。

※ 単位:円

免責金額 一般車両 エコノミ
1回目0-2回目以降0 37,160 19,570
1回目5-2回目以降10 29,560 15,570
1回目10-2回目以降10 24,010 12,640

免責金額に何もセットしなかった場合(1回目0-2回目以降0)に比べ、免責金額として「1回目10-2回目以降10」をセットした場合、フルカバー型の一般車両で13,000円程度、限定カバー型のエコノミーで7,000円程度保険料が安くなります。

免責金額にセットする金額が大きいほど保険料は安くなるのです。

なお、車両保険の免責については下記を参考にしてください。

» 車両保険に免責金額をセットすることで保険料は安くなる

中断証明書を使って保険に入る

同居している親族の中の誰かが自動車保険の中断証明書を所持していれば、その中断証明書を使って保険に加入することで保険料が安くなります。

中断証明書は、以前に自動車保険に入っていた人が、不要となった自動車保険を解約せずに中断していることを証明する書類で、中断証明書が発行されてから最長で10年間は有効となるものです。

例えば、免許返納をした祖父母や両親などが自動車保険を解約せずに中断しているような場合が、これに当たります。同居していれば、叔父や叔母でもOKです。

この中断証明書を譲り受けれれば、中断したときの等級をそのまま引き継ぐことが可能なので、最初から保険料は格段に安くなるか可能性があります。

» 自動車保険の中断証明書取得の条件!廃車しても等級は引き継げる

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保険料の安い自動車保険に入り直す

自動車保険の保険料は、全ての保険会社で同じではありません。

保険料が高く算出される保険会社もあれば、安く算出される保険会社もあります。

また、保険会社には代理店型の保険会社と通販型の保険会社がありますが、保険料の安さという点では通販型の保険会社に軍配があがります。

よって、現在の契約が代理店型であるならば、それを通販型の保険会社にするだけで、個人によって違いはありますが数万円程度は保険料を安くすることが可能です。

※ 代理店型の保険会社は、例えば、よく知られている損保ジャパンや東京海上火災などの保険会社のことで、全国各地に損害保険代理店を構えていることから「代理店型」の保険会社と言われています。

一方、通販型の保険会社は、ソニー損保やセゾン損保、SBI損保などのネットで申し込みから契約までの手続きを完結できる保険会社で、店舗を持たないのが特徴です。

まとめ

この記事のまとめ

  • 子供が親の車を運転するのなら、セゾン損保の「子供特約」がベスト
  • 子供が自分の車を購入し自動車保険に入る場合に保険料を安くする方法は、親の保険を譲り受ける、セカンドカー割引を使う、中断証明書を利用するの3種類

子供の保険料を安くするための方法をご紹介してきましたが、これらの方法の他にも、保険料の安い自動車保険に入り直すという方法もあります。

通販型の保険会社の場合、旧来の代理店型の自動車保険よりも保険料が安くなりますので、子供の保険加入を機に今までの任意保険を見直してみると良いでしょう。

現在も通販型の保険会社で契約している場合でも、保険会社を変えることで保険料が安くなることもありますので、この機に見積もりをして保険料を比較してみることをおすすめします。

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