帰宅困難となったときの宿泊・帰宅・搬送・引取りサービスとは

自動車保険の賢い選び方

宿泊・帰宅・搬送・引取りサービスは、事故で車が走行不能になった場合や、車の故障で自宅に帰れなくなった場合に、帰宅するための費用や、宿泊しなければならなくたった場合の宿泊費用などが補償されるサービスで、多くの保険会社がロードサービスの一環として提供しています。

車で小旅行に出かけて、途中で車が故障した場合でも利用できるというサービスです。

案外と知られていないサービスかもしれませんが、万一の場合には頼りになるサービスですので、内容を理解して、いざというときは利用すると良いでしょう。

宿泊・帰宅・搬送・引取りサービスはどんなサービスか

宿泊費用サポート

外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能となったことにより、当日の移動が困難で宿泊しなければならなくなった場合に、車両に同乗している全員に対して1泊分の宿泊費が支払われます。

  • 宿泊費は立て替え払いし、後日、領収書を添えて請求
  • 宿泊先は原則ビジネスホテル
  • 保険会社より宿泊費が支払われる

帰宅費用サポート

故障や事故などで車が動かなくなり、代わりとなる交通手段がない場合に支払われます。

  • 自宅または当面の目的地までの片道の費用
  • レンタカーを使用した場合は24時間分を限度とする費用
  • レンタカー営業所までの交通費
  • レンタカー乗り捨ての場合の費用
  • 乗り捨て場所から帰宅する交通費

搬送・引取りサービス

修理後の車を自宅まで届けてくれるサービスです。

修理後の車を、搬送・引取りサービスを使わずに自分で引き取る場合は、1万円を上限に1名分の交通費が支払われる保険会社が大半を占めます。なお、高速料金や有料道路料金、ガソリン代などは自己負担になります。

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実際にはどのくらいの額が支払われるの

では、実際の保険会社SBI損保の宿泊・帰宅・搬送・引取りサービスで確認して行きましょう。

  • 帰宅費用:公共交通機関の費用は無制限。また、レンタカー代は最大24時間まで
  • 宿泊費用:帰宅手段がなく宿泊した場合の費用15,000円上限/1名1泊
  • 引取り費用:修理完了後の車両搬送費、引取り費は無制限

※ 2018年12月現在

なお、タクシー代については原則としてトラブル発生現場最寄りの駅まで、または、帰宅/目的地までの移動が困難で宿泊をせざるをえない場合は、宿泊施設までの移動および宿泊施設から宿泊施設最寄り駅まで、およびご自宅最寄り駅から自宅までにかかった金額が支払われます。レンタカー代は、同等以下のクラスの車に限られます。

事故や故障した現場から、自宅へ帰る際の交通費(帰宅費用)や、宿泊する際の宿泊費用などが1名につき数万円程度支払われます。また、車を出先で修理に出した後の、引き取り費用や搬送費用も無制限に補償してもらえます。

ただし、修理後車両搬送・引取り費用サービスは、SBI損保が指定した業者ではなく、契約者が指定した業者を利用した場合はサービスの対象となりません。また、契約者が直接車を引取りに行く場合は、1名分の片道交通費が支払われます。

通販型保険会社の宿泊・帰宅・搬送・引取りサービス

宿泊施設のイメージ

では、通販型の保険会社各社の場合は、どうなっているのでしょうか?

保険会社 帰宅費 宿泊費 搬送費
チューリッヒ 全額 全額 全額
SBI損保 無制限 1.5万円/1名 無制限
ソニー損保 全額 全額 全額
アクサダイレクト 全額
三井ダイレクト 2万円/1名 1万円/1名 10万円
そんぽ24 全額 全額 全額
セゾン損保 2万円/1名 1万円/1名

※ 2018年12月時点

※ 表中の「〇」は、保険会社のホームページ上に補償額が明記されていなかったものです。

各保険会社の特記事項

ソニー損保の場合

「修理後搬送サポート(引取り費用サポート)」の内容」
①外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能となり、修理工場で修理された場合、修理後に車を自宅まで届けてくれます。
②修理後搬送サポートを利用せず、自分で引取る場合には、1万円を上限に1名分の片道交通費が支払われます。ただし、高速料金、ガソリン代など、私的に発生した費用は自己負担になります。
③公共交通機関を利用せず、友人・知人から車を借りるなど、使用料金が発生しない車両で引取りを行なう場合には、1万円を上限に1台分の往復有料道路通行料金実額が支払われます。

アクサダイレクトの場合

自宅または外出先へ車を搬送してくれます。また、車を引取りに行く場合は、1名分の片道交通費(税込50,000円まで)が支払われます。

三井ダイレクトの場合

「事故付随費用補償特約」の範疇での補償となります。車両保険に加入の場合にセットできます。

保険会社によって、「宿泊・帰宅・搬送・引取りサービス」がロードサービスとして提供されている場合と、車両保険に付帯する特約として提供されている場合とに分かれていますので要注意です。

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