個人賠償責任補償特約は自動車事故でなくても使える

車の保険のイメージ

他人の物を壊してしまっても謝って解決できる場合がほとんどなのですが、稀にトラブルに発展し損害賠償を求められる事態になってしまうこともあります。

こんな場合に、自動車保険に加入していて特約として「個人賠償責任補償特約(個人賠償責任保険)」を付帯してあれば、万一、損害賠償を求められたとしても、この特約で助けてもらえるかもしれないのです。

個人賠償責任補償特約の特徴

普通に生活していても他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまいトラブルに発展することがありますが、こういう場合に役立つのが自動車保険に付帯できる「個人賠償責任補償特約」です。

まず、個人賠償責任補償特約がどんなときに使えるのか確認します。

どんなときに使えるのか

自転車で事故を起こすイメージ

  • 自転車で駐車中の他人の自動車を傷つけた
  • 子供が自転車で他人にぶつかりケガをさた
  • 子供が誤って他人の家の窓ガラスを割った
  • マンションで洗濯機から水が溢れ下の階に水漏れし被害を与えた
  • お店で陳列してある商品を壊した
  • デパートやスーパーで子供が手に持っていたソフトクリームを商品の衣服につけた
  • 飼い犬が他人に噛み付いてケガをさせた
  • ゴルフ中に自分が打ったボールで他人にケガをさせた

例えば、上記のような場合に「個人賠償責任補償特約」で補償され保険金が支払われます。

では、スポーツをしている最中に他人にケガをさせた場合でも「個人賠償責任補償特約」で補償されるのでしょうか?

通常、スポーツ中の事故については著しいルール違反や危険なプレーなどがない限り、賠償責任はありませんから「個人賠償責任補償特約」の対象外となることが多いようです。

しかし、例えば、ゴルフ場のクラブを振るべきでないところで素振りをして、通りがかりの人にクラブがあたり負傷させた場合は、そもそもクラブを振るときに周囲を確認していないという過失や、クラブを振るべきでないところで素振りをした過失がありますので、賠償責任が発生すると考えられています。

したがって、スポーツ中であっても、前述のゴルフの素振りのような過失がある場合、つまり、法律上の賠償責任が発生する場合は「個人賠償責任補償特約」の対象となります。

補償額はどれくらい

個人賠償責任補償特約の補償額は、保険会社によって異なりますが「1事故につき1億円を限度」として保険金が支払われる場合が大半を占めます。

保険会社によっては、「国内での事故は無制限、国外での事故は1億円」としている保険会社もあります(東京海上日動)。

個人賠償責任補償特約には、国内での事故に限り、被害者との示談交渉を原則として保険会社が行う「示談サービス」が付帯されます。

また、セゾン損保のように、「日常生活での賠償事故に関する補償は保険金額無制限・示談サービスつき」とする保険会社もあります。

多くの保険会社で設定されている1億円の補償額となれば、相当大きな「対人・対物賠償責任」にも対応することができますので、万一の場合の備えとして個人賠償責任補償特約を付帯しても良いかもしれません。

補償の対象になる人は

個人賠償責任補償特約で補償される人は、契約者(通常、記名被保険者)ばかりではなく、その配偶者や家族までが補償の対象となります。

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者または配偶者の同居の親族
  • 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子

※ 別居の未婚の子は、婚姻歴があると対象の範囲から外れますので注意してください。

上記の範囲の人が補償の対象となりますので、同じ家で暮らす人であれば、ほぼ全ての人が補償を受けられると考えて良いでしょう。

補償の対象とならない場合

  • 故意によって生じた損害
  • 借りた物や預かった物に対する損害
  • 職務遂行に直接起因する損害(仕事中に他人に損害を与えた)
  • 同居の親族に対する損害
  • 航空機、船舶および車両の所有、使用または管理に起因する損害

補償の対象とならない場合の主なものですが、日常生活では起こりにくいものが大半です。

ただ、借りた物や預かった物に対する損害というのは、起こりうる可能性がありますので注意しましょう。例えば、友人から借りたCDプレーヤーを落として壊してしまった場合などが該当しますが、この場合は、個人賠償責任補償特約では補償されません。

また、同居の親族に対する損害も対象外です。

例えば、同居している母親にぶつかり転倒させてしまいケガを負わせた、という場合でも個人賠償責任補償特約では補償されません。

つまり、前述の「補償の対象になる人は」の中の人に与えた損害は個人賠償責任補償特約の対象にはならないのです。

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個人賠償責任補償特約の保険料は

個人賠償責任補償特約の保険料は高い金額とはなりません。

セゾン損保(おとなの自動車保険)
… 2,000円前後(保険金額無制限の示談交渉サービスつき)
AIU保険 AIG損保
… 800円程度(1事故あたり2,000万円限度)

補償額が大きくなれば保険料も上がりますが、一応の目安としては「数百円~2,000円程度」で日常生活をしていく上での損害賠償の危機に備えることができます。

個人賠償責任補償特約を付帯する場合の注意点

  • 自動車保険に依存する
  • 補償の重複に注意する

自動車保険の個人賠償責任補償特約は、自動車保険に加入している間だけ付帯できる特約です。

したがって、自動車保険が不要となって解約した場合は、同時に個人賠償責任を補償する保険もなくなってしまいます。

この場合、同様の補償が必要だとすれば、火災保険の賠償責任補償やクレジットカードに付帯する賠償責任保険、個別の賠償責任保険などに加入することになるでしょう。

また、賠償責任を補償する保険は、自動車保険の他にも火災保険などでも付帯することができますので、同じ補償を重複して付帯しないように注意しなければなりません。

重複して加入しているのであれば、どちらか一方だけ残し、もう一方を解約するなどの整理も必要でしょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 日常生活上のさまざまなトラブルに対応できる
  • 補償額も大きく「1事故につき1億円を限度」とする保険会社が大半
  • 記名被保険者・配偶者・同居親族までが補償の対象
  • 保険料は年間で数百円~数千円程度
  • ただし、補償の重複には注意が必要
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