中古車に車両保険は必要なのか?どう判断すれば良いの?

中古車展示場のイメージ

中古車で自動車保険に入るときに悩むのが車両保険をどうするか?ではないでしょうか。

何故なら、せっかく安く中古車を手に入れたのに、車両保険に高い保険料を払うのはもったいないと感じるためではないでしょうか。勿体ないと思わないまでも、そもそも中古車にも車両保険は必要なの?と疑問に思うためかもしれません。

中古車に車両保険を付帯するか否かの判断基準は、どう考えれば良いのでしょうか?

中古車に車両保険を付ける場合の判断基準

まず、車両保険の加入率を通販型の保険会社で確認してみましょう。

車両保険の加入率

車両保険の加入率

上記のグラフは通販型の保険会社のセゾン損保(おとなの自動車保険)の車両保険加入率ですが、保険に加入している人の71%が車両保険を付帯しています。

ただ、新車で車両保険を付帯したのか中古車で付帯したのかは不明なのですが、加入率としては7割を超えているという事実です。

よって、新車、中古車のいかんに関わらず他の人の7割は車両保険に加入しているということも判断材料の一つとしてください。

車両保険を付帯するか否かを判断するには

車両保険を付帯した方が良いのは

  • 中古車の購入価格が100万円以上の場合
  • オートローンで購入した場合
  • 車の修理で自己負担したくない場合

一般的に言えば、中古車でも購入価格が100万円以上もするような車の場合、全損となった場合に車両保険の保険金が無ければ、同程度の車を再度購入するときに全額新たな持ち出しとなってしまいます。

そのため、購入価格が100万円を超えるような場合は、万一のときの備えとして車両保険に入っておいた方が良いといえるでしょう。

ただ、購入価格の100万円については個々人で価値観が違いますので、購入価格が50万円でも高い買い物だと思えば車両保険を付帯した方が良いでしょう。中古車の価格についての価値観は、個人の考え方で判断するしかないのです。

つまり、中古車の価格(20・30万円程度の車なら必要ないと思います)に関係なく、自分で車両保険が必要だと思えば加入し、不必要だと考えれば加入しなければ良いということです。

次に、自動車ローンを組んで中古車を購入した場合も、車両保険に加入していなければ、全損となったときにどこからも補償が受けられないためローンだけが残ってしまいます。

また、車の修理代は全て保険で賄い自己負担したくない場合も車両保険は必要でしょう(ただし、免責金額の分は自己負担しなければなりませんが)。

こういう場合の備えとして、車両保険に加入しておいた方が良いということです。

車両保険が必要ないのは

  • 購入価格の安い中古車の場合
  • キズがついたり多少壊れても直さない場合
  • 修理費用は自己負担する場合
  • 保険料を安くしたい場合

中古車の価格が安かった場合や、多少キズが付いても直さないという考え方の人には、車両保険は必要ありません。

中古車の価格によっては車両保険にセットできる保険金の額が、車両価格以下となる場合が考えられます。また、車両保険に免責金額を設定していれば、保険金を請求しても免責金額分が差し引かれて支払われますので、ほんの少ししか保険金が支払われないことになるからです。

車の修理代は貯金などで自己負担するという考えの方も車両保険は必要ないでしょう。

また、保険料をできるだけ安くした場合は、車両保険を付けない方が良いでしょう。

何故なら、車両保険にも加入すると、車両保険を付けなかった場合と比べ1.5倍~2倍程度まで保険料が高くなってしまうからです。

例えば、車両保険なしで30,000円だった保険料が、車両保険のフルカバー型である一般車両を付けると60,000円くらい、限定カバーのエコノミーを付帯すると45,000円くらいまで跳ね上がってしまいます。

よって、保険料にあまりお金をかけたくない場合は、車両保険は外すべきなのです。

ただし、こういう考えの方も、万一、全損となったらどうする?というのは考えておく必要があるでしょう。全損で車が廃車となれば、買い替えのために一時的に大きな出費となりますので、そうなった時のことも考えておいてください。

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車両保険の保険料も判断基準に

ここがポイント

車両保険に加入するか否かを判断する場合は、車両保険を付帯した場合の保険料がどれくらになるかも一つの判断基準となります。

では、通販型の保険会社で実際に車両保険の保険料を見積もりしてみましょう(中古車のプリウスを購入した場合)。

車種・型式:プリウス(ZVW40W)、初度登録年月:2015年10月、年間走行距離:5,000km以下、使用目的:日常・レジャー、年齢:46歳、免許証の色:ゴールド、等級:20等級、運転者の範囲:本人・配偶者・別居未婚の子・同居の親族・友人・知人別居の親戚、車両保険:215万円、免責金額:なし

種類 保険料
一般車両 18,360円
車対車+A 8,440円

※ 上記の金額は車両保険のみのものです。
※ 保険料は見積もりした人の諸条件(車種・型式、年齢、等級、運転者の範囲など)で異なりますので、上記の保険料は一応の目安としてください。

車の損害のほぼ全てをカバーする「一般車両」を付帯した場合の保険料と、「一般車両」から当て逃げや単独事故などの補償を除いた「車対車+A(エコノミー+限定A)」の保険料では、9,000円以上の差が出ることが分かります。

よって、車両保険の出費は、できるだけ抑えたいという人は「車対車+A(エコノミー+限定A)」でもいいか!という判断になるでしょう。

もしくは、こんなに保険料が高いのなら車両保険はいらない!という判断になるのかもしれません。

いずれにしても、車両保険を付帯した場合の保険料も、車両保険に加入するか否かの判断材料となるでしょう。

なお、上記の金額は車両保険のみの保険料で、これに車両保険以外の保険料が加わりますので注意してください。全体の保険料は下記のようになります。

種類 全体の保険料
一般車両を付帯 38,760円
車対車+Aを付帯 28,840円
車両保険なし 20,400円

ここで、各車両保険のタイプごとに補償範囲を確認していきましょう。

車両保険のタイプごとの補償範囲

車両保険の「一般車両を①」とし、「車対車+A(エコノミー+限定A)を②」として、それぞれの補償範囲を確認していきましょう。

事故の種類
他の自動車との衝突・接触
飛来物・落下物との衝突
火災・爆発
盗難
台風・竜巻・洪水・高潮
落書・いたずら
あて逃げ(相手不明) ×
転覆・墜落 ×
塀や電柱等との衝突・接触 ×
自転車との衝突・接触 ×

※ 〇は補償あり、×は補償なしを表します。

まとめ

この記事のまとめ

  • 全損になった場合を考え車両保険を付帯すると良い
  • ただし、車両保険を付けると保険料は相当に高くなる
  • 車両保険を付け、かつ保険料も節約するならエコノミーに加入
  • ただし、車両保険に入れない車もあるので要注意

中古車に車両保険が必要かどうかは、個人の考え方次第です。

自分で上記の「車両保険のタイプごとの補償範囲」にあるような補償が必要だと判断すれば、中古車の価値に関係なく付帯する判断をすれば良いのです。

ただし、上記でも述べましたが、あまりに安い中古車の場合は、高い保険料を支払って使うか使わないか分からない車両保険に入る必要性を筆者は感じません。

車両保険に入れない車もある

なお、車両保険に加入しようとしても加入できない場合があります。

具体的には次のような場合です。

  • 初度登録から15年以上経過している車
  • 車両料率クラスが9の車(高級車やスポーツカーに多い)
  • 市場販売価格額が1,000万円を超える車

さすがに市場販売価格額が1,000万円を超えるような車というのはないでしょうが、15年以上経過している車や安く入手できる高級車やスポーツカーの場合では、車両保険に加入しようと思っても拒否される可能性がありますので注意してください。

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