自損事故保険の補償は必要にして最低限

単独事故のイメージ

自損事故保険は、電柱やガードレールへの衝突や、他の車がからまない単独事故で運転者や同乗者が死傷した場合に補償してくれるという保険です。

つまり、単独事故のような自分の過失割合が100%となる事故を補償する保険なのです。

自損事故保険は案外利用する機会が多いかもしれません

人身傷害保険に加入していなければ自損事故保険で補償される

近年では、自動車保険に「人身傷害保険」や「搭乗者傷害保険」を付帯する人が多いようですが、それでも加入率は100%とはなっていません。

人身傷害保険は事故で運転者や同乗者が死傷した場合の補償ですので、事故の被害者である他人を救済するような「対人・対物賠償保険」などとは少し性格の違う保険です。

人身傷害保険は事故に遭って自分や同乗している人がケガや死亡したときの保険ですが、数千円の保険料を負担しなければなりませんし、自分のケガはなんとかなるくらいの気持ちで加入していない人も少なくないようです。

こういう人身傷害保険に加入していない場合に、利用できるのが「自損事故保険」なのです。

搭乗者傷害保険に加入しているのならダブルで補償される

なお、人身傷害保険ではなく搭乗者傷害保険に加入しているという人もいます。搭乗者傷害保険は、近年では加入率が減少してきていますが、それでも2015年時点で30%程度の人が加入しています。

もし、搭乗者傷害保険に加入しているのであれば、事故で運転者や同乗者が死傷したときに、搭乗者傷害保険と自損事故保険の両方から保険金がダブルで支払われることになります。

自損事故保険は「対人賠償保険」に自動で付帯される保険ですので、自分が任意で付帯するというような種類の保険ではありません。さらに、人身傷害保険を付帯した場合は、人身傷害保険が自損事故保険に優先して適用されますので、自損事故保険からの保険金は支払われません。

人身傷害保険や搭乗者傷害保険などの加入率については下記を参照してください。

» 任意保険の都道府県別加入率はどれくらい?

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自損事故保険の保険金

自損事故保険の一般的な保険金の額は下記のようになっています。

死亡保険金
… 1名につき1,500万円が上限
後遺障害保険金
… 1名につき50万円~2,000万円が上限(後遺障害の等級に応じて)
介護費用保険金
… 1名につき200万円が上限(介護が必要と認定された場合)
医療保険金:入院
… 入院日数1日につき6,000円(1名につき)
医療保険金:通院
… 通院日数1日につき4,000円(1名につき)

※ 入院・通院合わせて補償の対象となる方1名ごとに100万円が限度。

このように保険金の額としては多いとは言えませんので、最低限の補償を受けられる保険と理解すると良いでしょう。

注意する点としては、自賠責保険から補償を受けられる場合は、自損事故保険での補償対象外となる点です。つまり、自賠責保険(強制保険)から保険金が支払われる場合は、自損事故保険からの保険金は支払われないのです。

また、事故で自損事故保険の保険金を請求しても、保険金が支払われない場合があります。これは、自損事故保険の「免責事由」に該当した場合で、免責自由に該当すれば、保険金を請求しても保険会社に拒否されることになります。

» 自損事故保険の保険金が支払われない免責事由とは

自損事故保険で補償されるのは誰

自損事故保険で補償の対象となるのは下記の人です。

  • 契約車両の運転者
  • 契約車両に同乗している人

保険契約をしている車を運転していた人、および契約車両に同乗していた人が自損事故保険で補償の対象となる人です。

自損事故保険を使うと等級が下がる

事故で自損事故保険を使うと等級が3等級ダウンします。

人身傷害保険や搭乗者傷害保険を使っても、ノーカウント事故(事故としてカウントしない)という扱いになり等級は下がらないのですが、自損事故保険の場合は等級に影響してしまいます。

そのためか、保険会社では人身傷害保険が付帯されていれば自損事故保険に優先し人身傷害保険で補償されるようになっています。

自損事故保険を使って等級がダウンすれば、翌年からの保険料がアップしてしまいますので、軽微なケガであれば保険を使わない方が良い場合もあります。

ケガの治療費などが自己負担できる程度のごく少ない金額であれば、等級に影響する自損事故保険は使わないという判断も必要なのです。

いずれにしろ、自己負担する金額と等級ダウンによる翌年から数年間の保険料負担の額を比較しながら保険を使うか否か判断するのが良いかもしれません。

自損事故保険を使った場合の翌年からの保険料を調べてもらうことができる保険会社もありますので、保険金の請求をする前に、保険会社に連絡し翌年からの保険料がどれくらいになるか見積もりしてもらうと良いでしょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 自損事故保険は「対人賠償保険」に自動で付帯される保険
  • 単独事故の補償をするのが自損事故保険
  • 自損事故保険を使うと3等級ダウンする
  • 補償額は死亡事故で1名につき1,500万円
  • 人身傷害保険に加入しているなら自損事故保険の保険金は支払われない
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