短期間だけ自動車保険に入れるの

車の保険のイメージ

友人の車をたまに借りて運転する人や、親の年齢条件や運転者限定などの付いた車を借りて運転するような、つまり、たまにしか車に乗らない人には、原則、普通の1年契約の自動車保険は必要ありません。

そこで、そういう人に役立つかもしれない「短期間だけ自動車保険に加入する方法」を幾つかご紹介しますので参考にしてください。

短期間だけ自動車保険に入る3つの方法

車に乗る頻度によっても異なると思いますが、月に1回とか2回程度なら、原則、通常の1年契約の自動車保険は必要ないでしょう。

しかし、保険がなければ万一の事故の場合に対応できませんので、下記のいづれかの形で自動車保険に入ると良いでしょう。

  • 1日単位の短期で入れる自動車保険を利用する
  • ドライバー保険に入る
  • 通常の自動車保険に短期で入り解約する

1日単位の短期で入れる自動車保険は利用日数が1ヶ月未満、ドライバー保険や通常の自動車保険は1ヶ月以上の利用日数がある場合に適している保険です。

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1日単位の短期で入れる自動車保険を利用

1日単位の短期で入れる自動車保険には、東京海上日動の「ちょいのり保険」と三井住友海上の「1DAY保険」、あいおいニッセイ同和損保の「ワンデーサポーター」があります。

どれも1日単位で加入できる保険で、「自分で車は所有していないが、たまに友人などから借りた車を運転する」場合の保険です。

ここではセブンイレブンで手続できる「1DAY保険」を例にあげて説明します。

1DAY保険の利用方法

1DAY保険は、その名の通り1日だけ入れる自動車保険ですが、補償は普通の自動車保険と何ら変わるところはありません。

対人・対物賠償保険や搭乗者傷害保険、自損傷害保険、車両保険(車両復旧費用保険)などの補償をつけることが可能です。

1DAY保険には、A・B・Cのプランが用意されていて、プランによって補償される内容が異なっています。Aプランが基本のプランで、相手への補償の対人・対物賠償保険と自分のケガなどの補償の搭乗者傷害保険がセットされています。

さらに、基本プランの中には、車を運転中の事故でケガをした場合で、自賠責保険から支払いを受けられないときに補償される「自損傷害保険」もセットされています。万一、死亡した場合や後遺障害が生じた場合でも補償されます。

また、通常の自動車保険と同様にロードサービスも付帯されています。遠出してパンクした場合や側溝に落ちた場合などでロードサービスを利用することができます。

  • 現場での応急処置
  • レッカー業者の手配・レッカー費用まで
  • 自宅や当面の目的地へ向かうまでの宿泊や移動費用

A・B・Cの各プランの補償内容

Aプラン(保険料は500円/24時間)
… 対人・対物賠償保険
… 搭乗者傷害保険
Bプラン(保険料は1,500円/24時間)
… 対人・対物賠償保険
… 搭乗者傷害保険
… 車両保険(車両復旧費用保険)
Cプラン(保険料は1,800円/24時間)
… 対人・対物賠償保険
… 搭乗者傷害保険
… 車両保険(車両復旧費用保険)
… 車内手荷物等特約

この補償内容で、保険料は500円~1,800円となっています。

月に1回程度しか車を運転しない人であれば、車両保険をつけても1,500円で事故の補償をつけることができます。また、車両保険を付けなければ500円で事故の補償を付けれますので、料金的にも利用しやすいものでしょう。

なお、Cプランの車内手荷物等特約というのは、車に積んだカメラやゴルフセットなどの荷物が、衝突事故などで壊れた場合に補償されるというものです。

また、車両保険(車両復旧費用保険)は、事故で借りた車が壊れてしまった場合に、300万円を限度に修理費などを補償する特約になります。(15万円の免責金額がありますので注意してください)

1DAY保険の利用手順

PCやスマホで事前にネット予約登録をすると店頭での手続き時間を短縮することができますが、基本、セブンイレブンのマルチコピー機で24時間365日いつでも申込みが可能です。保険料はレジで支払いするだけです。

なお、毎週火曜日AM2:00~AM5:00はサービス停止時間だそうです。

手順)
1. マルチコピー機のメニューから「保険」→「1DAY保険」→「マルチコピー機からお手続きを開始されるお客さま」をタッチ。画面の案内に沿って必要情報を入力します。
2. 申し込みが完了すると「払込票」が印刷されます。
3. レジで支払いを済ませば契約成立です。

申し込みに必要な情報)
運転者… 運転免許証番号、運転免許証有効期限、氏名、生年月日、住所など
運転する車… ナンバー、メーカー名
他に運転者がいる場合… 氏名、生年月日

なお、1DAY保険を利用してもいいが、1日だけでは足りないということもあるでしょう。そんな場合も考慮されていて、1回の手続で7日までは連続して利用することができるようになっています。(ちょいのり保険も同様です)

三井住友海上 1DAY保険(24時間単位型自動車運転者保険)

ドライバー保険に入る方法もある

借りた車をわりと多く運転する機会があるのなら、ドライバー保険に加入するという方法もあります。

ドライバー保険は、自分の名義ではない車を運転する時に補償を受けることができる保険ですが、保険料は通常の自動車保険に近いものがありますので、月に1日とか2日、1週間くらいしか車に乗らないのであればコスト的に割があわないかもしれません。

よって、ドライバー保険は、よく友人などから車を借りて運転する人に向いている保険と言え、本当にたまにしか運転しないのなら、先にご紹介した1日単位で入れる自動車保険の方がコスト的にも割の合うものでしょう。

ドライバー保険の保険料はどれくらい

通販型の保険会社でドライバー保険の取り扱いがある三井ダイレクトで、30代の人がドライバー保険に新規で入る場合の保険料を見積もりしてみました。

補償内容としては

  • 対人賠償保険:無制限
  • 対物賠償保険:無制限
  • 人身傷害保険:5,000万円(借りた車に搭乗している場合のみの補償)

として見積もりした結果の保険料が下記となります。

保険料の支払い 保険料
年払い(一括払い) 29,080円
月払い(分割払い) 2,610円

月払いの場合は、初回に3カ月分の7,830円を支払い、2回目からは月2,610円を支払います。支払い合計は31,320円となりますから年払いの場合よりも2,240円ほど割高になります。

なお、ドライバー保険にも等級制度がありますので、加入年数が長くなっていけば等級による割引率が上がっていきますから、年々保険料は安くなっていきます。

ドライバー保険に関しては下記の記事を参考にしてください。

» マイカーを持たない人が入るドライバー保険

なお、ドライバー保険は自分の車を持たないペーパードライバーの人が入る保険で、契約したドライバー本人に対して”かけられる”保険で、通常の自動車保険は、契約車両に対してかけられる保険という違いがあります。

通常の自動車保険に加入して解約する

少しイレギュラーな方法ですが、通常の自動車保険に短期間だけ加入し、その後、解約するという方法です。

自動車保険は、契約期間の途中でも解約することができますので、必要な期間だけ加入して途中で解約すれば、実質的に短期間だけ加入できることになります。

ただし、途中で解約する場合は、解約手続きをする手間がかかりますので、手続きなどは面倒だという場合は、前述した「ドライバー保険」や「1日単位で入れる保険」の方が良いのかもしれません。

通常の自動車保険で短期間だけ加入する方法

  • 保険料の支払い方法を月払いにする
  • 月払いのある保険会社を選ぶ

まず、保険料の支払い方法を年払いの一括ではなく、分割の月払いにします。

そうすることで、途中解約した後の保険料を支払う必要がなくなります。

これを年払いの一括で支払うとしてしまえば、解約後に戻される額が残り月数に相当する額とならない可能性があるのです。

通常、途中解約した場合に戻される解約返戻金は、保険会社独自の短期率と呼ばれる料率が適用されて戻されますので、途中解約後の残り月数相当分よりも少ない額しか戻らないことになってしまうのです。

そのために、保険料の支払い方法を「月払い」とする必要があるのです。

解約による解約返戻金を計算してみる

途中で解約した場合に、解約返戻金として戻される額がどれくらいになるのか計算してみます。

まず、解約返戻金を求める際に使用される「短期料率」は以下のものです。

短期料率

※ 東京海上日動 短期料率

例えば、契約をして3か月で解約した場合の解約返戻金をを求めてみます。年間の保険料は、計算しやすいように60,000円としました。

60,000円×(1-45%)=33,300円となります。

60,000円の保険料に3ヶ月目で解約する場合の短期料率45%を掛け算して求めるのですが、60,000円の保険料の12等分は5,000円で残り月数は9ヶ月ありますので、残り月数分に相当する保険料は45,000円となるハズです。

しかし、残り月数分に相当する45,000円よりも、かなり低い金額の33,300円しか戻ってこないことになるのです。

こうならないために、保険料は月払いにしておく必要があるのです。

次に、保険料を月払いで支払える保険会社を選ぶ必要があります。

月払いのある保険会社を選ぶ

保険料の支払い方法には、年間分の保険料を一括で支払う「年払い」と、分割で支払う「月払い」があるのですが、口座振替による分割で保険料を支払える保険会社は代理店型の保険会社が大半を占め、通販型の保険会社ではアクサダイレクト以外の保険会社では取り扱いされていません。

よって、保険料の安い通販型の場合ならアクサダイレクト以外の選択肢はありません。

保険料は高くなりますが、代理店型の保険会社であれば、口座振替による月払いにも対応しているので、どこの保険会社でも大丈夫です。

なお、通販型の保険会社でも、クレジットカードを使用すれば保険料を月払いの分割で支払うことはできますが、クレジットカードの場合は、実質的に月払いとなっているだけであって、保険料の支払いとしては年払いと同じですので注意してください。

クレジットカードの場合は、保険会社から請求された年間分の保険料をクレジットカード会社が代行して支払い、その後、利用者の口座から月々引き落とす仕組みですので、途中で解約しても月々の支払いは続きます。

さらに、クレジットカードの金利分も支払わなければなりませので、あまりお得な方法とは言えないでしょう。

なお、クレジットカードで契約して途中解約する場合も、解約後の残り月数分に相当する額(残り月数分よりも少ない額)は解約返戻金として保険会社から戻されます。

月払いのある保険会社を選ぶなら

  • 通販型の保険会社なら「アクサダイレクト」のみ
  • 代理店型の保険会社ならどこでもOK

ということになりますが、保険料を安くしたのならアクサダイレクトがベストでしょう。代理店型は、短期といえども保険料の負担が大きくなります。

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