事故あり係数と事故有係数適用期間について

車の保険のイメージ

事故を起こして保険を使うと、原則として等級は3等級ダウンします。

さらに、ダウン後の等級は「事故あり等級」という保険料の割引率の低い等級となりますので、必然的に保険料は相当に上がることになります。

また、「事故あり等級」から元の「事故なし等級」に戻るまでの期間(事故有係数適用期間)もセットされるので、元の「事故なし等級」に戻るまでは割引率の低い等級で辛抱しなければいけないのです。

事故あり等級って何?

等級が下がるイメージ

事故を起こし保険を使うと、事故の種類にもよりますが、原則、等級は3等級下がります(事故の種類によっては1等級下がる場合もあります)。

例えば、現在15等級の人が事故を起こし3等級下がれば12等級となりますが、この12等級のなかには事故を起こしていない無事故の人たちも大勢います。

事故を起こして等級が下がった12等級の人と、無事故を継続している12等級の人の保険料割引率が同じであれば、事故を起こして等級が下がるだけで、それほど大きなペナルティとはなりません。

そこで、これでは公平でないということで「事故あり等級」という考えかたが生まれました。

事故を起こして3等級ダウンした12等級の人と、無事故を継続してきた12等級の人の保険料の割引率が同じでは不公平さが生じます。

これを解決するために、事故を起こした12等級の人に対して保険料の割引率の低い「事故あり係数」を適用し差別化を図ろうとしたのが「事故あり等級」を導入する際の意図なのです。

つまり、同じ12等級であっても、前年に事故を起こし保険を使った人の割引率を低くする一種のペナルティ制度が「事故あり等級」なのです。

事故あり等級になると割引率はどれくらい低くなるの

では、ノンフリート等級制度における「事故あり等級」と「事故なし等級」の保険料の割引率を比較して、どのくらい保険料に影響があるのか確認してみましょう。

1等級から3等級までは、「事故あり」「事故なし」の別を問わず、両方とも割増率となります。また、1等級~6等級までは、「事故あり」「事故なし」の別に関わらず割引・割増率は同じになります。

等級 事故あり 事故なし
1等級 64%(割増)
2等級 28%(割増)
3等級 12%(割増)
4等級 2%
5等級 13%
6等級 19%
7等級 20% 30%
8等級 21% 40%
9等級 22% 43%
10等級 23% 45%
11等級 25% 47%
12等級 27% 48%
13等級 29% 49%
14等級 31% 50%
15等級 33% 51%
16等級 36% 52%
17等級 38% 53%
18等級 40% 54%
19等級 42% 55%
20等級 44% 63%
等級 事故あり 事故なし

前述の例の場合なら、同じ12等級であっても、前年に事故を起こし「事故あり係数」が適用されている人の割引率は27%で、事故を起こしていない12等級の人の割引率は48%となりますので、実に21%もの差ができてしまうことになります。

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事故有係数適用期間はいつまで続くの

事故有係数が適用される期間を「事故有係数適用期間」と言いますが、これはいつまで続くのでしょうか?

まず、事故有係数適用期間は0年~6年の範囲となっていますので(最も長くて6年と決まっていますので、これ以上の期間になることはありません)、最長でも6年を経過すれば元の「事故なし等級」に戻ることができます。

例えば、等級が3等級下がる「3等級ダウン事故」を起こせば、事故有係数適用期間は3年にセットされます。また、等級が1等級下がる「1等級ダウン事故」を起こせば、事故有係数適用期間は1年にセットされます。

もとの「事故なし」に戻るのはいつ

まず、下記の図をみてください。

3等級ダウンの事故有係数適用期間イメージ

※ ソニー損保より

現在15等級の人が事故を起こし保険を使うと、原則として3等級ダウンします。

そうすると、翌年からの3年間は「事故あり等級」が継続して適用され続けますので、保険料の割引率は上記の表にあるように低くなってしまいます。そして3年が経過し4年目になると、元の「事故なし等級」に戻ります。

つまり、3等級下がった場合は「事故有係数適用期間」が3年、1等級下がった場合は「事故有係数適用期間」が1年継続されるのです。

連続して事故を起こすとどうなるの

では、連続して事故を起こすと「事故有係数適用期間」は何年になるのでしょうか?

まず、3等級ダウン事故を起こして直ぐに1等級ダウン事故を起こした場合は、3等級ダウン事故の3年と1等級ダウン事故の1年が合算された形の「事故有係数適用期間」がセットされます。つまり、「事故有係数適用期間」は4年になります。

それが下記の図です。

3等級ダウン1等級ダウンを連続したイメージ

同じように、3等級ダウン事故を起こして直ぐに3等級ダウン事故を起こした場合は、1回目の3等級ダウン事故の3年と、2回目の3等級ダウン事故の3年が合算された形の「事故有係数適用期間」がセットされます。つまり、「事故有係数適用期間」は6年になります。

この場合であれば、元の「事故なし等級」に戻れるのは、事故を起こした年の翌年から数えれば7年目、事故を起こした年から数えれば8年目にやっと元の「事故なし等級」に戻れることになるのです。

この間は、「事故あり係数」が適用され続けますので、かなり高額な保険料を負担し続けることになります。

3等級ダウンを連続したイメージ

※ ソニー損保より

なお、事故あり等級がセットされたので保険会社を変えようと考えても、前契約での事故の有無や事故有係数適用期間の年数などは、新しい契約にも引き継がれますので気をつけましょう。

例えば、1等級になってしまったので保険会社を変えようと考えても、それは無駄に終わることが多いのです。

» 1等級になるとどうなるの?引き受けてくれる保険会社はあるの?

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