人身傷害保険の保険金が支払われない免責事由とは

車の保険のイメージ

人身傷害保険の保険金を請求しても、保険金が支払われないというケースがあります。

その理由は、人身傷害保険の「免責事由」に該当するからというものです。ここでは、人身傷害保険の保険金が支払われない「免責事由」の詳細を確認していきます。

人身傷害保険の保険金が支払われない理由

人身傷害保険は、自動車保険を契約している車に搭乗中の人が事故でケガをしたとき、もしくは死亡したときに保険金が支払われるという保険です。

補償の対象となる人は「運転者」および「同乗中の人」です。

人身傷害保険と同様に契約車両に搭乗中の人を補償する保険に「搭乗者傷害保険」がありますが、直近のデータでは、人身傷害保険の加入率が搭乗者保険の加入率を上回っています。

例えば、2015年のデータで、搭乗者傷害保険の加入率が29.3%なのに対して人身傷害保険の加入率が68%となっていますので、搭乗者を補償する保険としては「人身傷害保険」を選択しているということでしょう。

このように多くの人が選択している「人身傷害保険」ですが、保険会社には保険金の支払いを拒むことができる「免責事由」というものがあります。

この免責事由を正しく理解しておかなければ、事故によるケガで保険金を請求したのに受け取れないといった事態になってしまいますので注意しましょう。

なお、近年の人身傷害保険の加入率については下記を参考にしてください。

» 任意保険の都道府県別加入率はどれくらい?

人身傷害保険の免責事由と種類

自動車保険の保険金が支払われないイメージ

人身傷害保険には、保険金を請求されても保険金を支払わなくてもよいという免責事由が存在し、それに該当した場合は、保険金を請求したとしても支払いは拒否されることになります。

では、保険会社が保険金の支払いを拒む理由の「免責事由」には、どのようなものがあるのか詳しくみていきます。

なお、人身傷害保険については下記の記事を参考にしてください。

» 人身傷害保険の必要性

免責事由の種類

ここでは、セゾン損保(おとなの自動車保険)の場合の、人身傷害保険の免責事由を確認していきます。

なお、免責事由は保険会社によって異なる場合があるかもしれませんので、ご自身が加入している保険会社のホームページや約款などで確認しておくと良いでしょう。

セゾン損保の場合は、人身傷害保険の補償範囲が「車内のみ補償」と「車内・車外とも補償」の2種類がありますが、この種類によって「免責事由」に少し違いがあります。

まず、補償範囲が「車内のみ補償」と「車内・車外とも補償」に共通する免責事由です。

共通する免責事由の主なもの

  • 被保険者の故意または重大な過失によって生じた損害
  • 箱乗りなどの異常かつ危険な方法で自動車に搭乗中の方に生じた損害
  • 被保険者が自動車の所有者などから承諾を得ないで自動車に搭乗中に生じた損害
  • 被保険者の脳疾患・疾病または心神喪失によって生じた損害
  • 無免許運転、麻薬などの影響で正常な運転ができないおそれのある状態での運転、酒気を帯びた状態での運転によって生じた損害
  • 闘争行為、自殺行為、犯罪行為によって生じた損害 など

※ セゾン損保より

免責事由を見てみると、故意の事故は免責となるのは当然ですが、飲酒・無免許・薬物を使用しての事故、所有者の許可を得ず勝手に車を乗り回しての事故の場合、箱乗りなどの危険な乗り方をした場合も、免責事由に含まれています。

なお、上記の中には、自然災害による損害の記述はありませんが、地震・噴火・津波の災害による損害は補償の対象外となります。

地震・噴火・津波などの自然災害の場合は、広範囲で大きな被害となる可能性がありますので、自動車保険では補償の対象となっていないのです。

ただ、台風・洪水・高潮・冠水などの自然災害は補償の対象となります。

例えば、運転中に台風による暴風で店舗の看板などが飛んできてフロントガラスにぶつかり、乗っている人がケガしてしまった、もしくは、運転中に車が冠水によって水没し脱出する際にケガをしてしまったというケースの場合でも、人身傷害保険の補償対象となります。

つまり、同じ自然災害の場合でも、免責となる災害と免責とならない災害がありますので、その違いを理解しておくと良いでしょう。

車内・車外とも補償のみに該当する免責事由

人身傷害保険の「車内・車外とも補償」の場合は、上記の免責事由に加えて下記の場合も免責事由となります。

車内・車外とも補償の主な免責事由

  • 被保険者が記名被保険者や配偶者、またはこれらの方の同居の親族が所有または主として使用する他の自動車(二輪自動車、原動機付自転車を含む)に搭乗中の損害
  • 被保険者が使用者の業務(家事を除く)のために、その使用者の所有する他の自動車に搭乗中に生じた損害
  • 記名被保険者や配偶者の別居の未婚の子が所有または主として使用する他の自動車を自ら運転している場合で、被保険者がその自動車に搭乗中に生じた損害 など

記名被保険者・配偶者・同居の親族、記名被保険者や配偶者の別居の未婚の子が所有・使用する他の車に搭乗している場合の事故による損害、業務(仕事)のための車に搭乗しているときの事故による損害で保険金を請求しても、保険金が支払われることはありません。

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まとめ

人身傷害保険は、契約車両に乗っている人が事故によって死傷した場合に、自分の過失割合に関係なく、治療費・休業補償(働けない期間の収入補償)・慰謝料(精神的慰謝料)などの損害を、契約金額の範囲内で補償してくれる保険で、人身傷害保険だけを使っても等級が下がらないという特徴を持った保険です。

また、人身傷害保険の「車内・車外とも補償」であれば、契約車両以外の他の車に乗っているときや、歩行中の事故でも使えるなど、使い勝手の良い保険ですが、使い方を誤ると保険金が支払われないということになってしまいます。

そのため、ご自身の加入している保険会社の約款やホームページなどで、人身傷害保険の免責事由を確認しておくことを”おすすめ”します。

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