60代の任意保険:保険料の目安

高齢者が運転するイメージ

任意保険の保険料を60代の人で見積もりし、どのくらいの金額になるのか調べてありますので参考にしてください。

その見積もり結果と今のご自身の保険料を比べ、どのくらいの差がでるのかを確かめてみてください。場合によっては、保険会社を乗り換えるなどして保険料を安くすることもできます。

60代の人の保険料はどれくらい

60代の人の場合は、長年に渡って自動車保険に加入し続けているので、等級も高くなり、それに伴って保険料も相当に安くなっているハズです。

しかし、予想に反し、60代になると若干ですが保険料は上昇する傾向にあるようです。

60歳を超える頃から運転に必要な判断力や運動能力が落ち始める人がいるため、統計的にみて40代や50代に比べ事故を起こす確率が増えてくるのです。

こういうことを反映してか、自動車保険の保険料は60代になると一転して上昇に転じるのです。この傾向は、70代になるとより顕著となります。

では、60代の任意保険の保険料がどれくらいの金額になるのか、ネット自動車保険の保険会社で実際に見積もりしてみます。

見積もりは以下の車種で行いました。

  • トヨタ・ヴィッツ(NHP130)
  • トヨタ・アクア(NHP10H)
  • ホンダ・フィット(GP5)
  • スズキ・アルト(HA36S)
  • スズキ・ワゴンR(MH35S)
見積条件を表示する

車種以外の見積もり条件は以下の通りです。

  • 年齢:60代
  • 等級:20等級
  • 年間走行距離:5千キロ以下
  • 免許の色:ゴールド
  • 運転者の範囲:本人・配偶者
  • 年齢条件:35歳以上補償
  • 使用目的:日常・レジャー
  • 車両保険:一般車両
  • 免責金額:1回目5万円-2回目以降10万円

見積条件は「+」をクリックすると開き、「-」をクリックすると閉じます。

なお、保険料は見積もりする人の諸条件によって異なってきますので、下記の保険料は一応の目安としてください。

車種 保険料
(車両保険あり)
保険料
(車両保険なし)
ヴィッツ 33,260円 15,540円
アクア 35,180円 16,290円
フィット 34,190円 16,710円
アルト 28,310円 16,220円
ワゴンR 29,230円 15,540円

車種によって多少のバラつきはありますが、車両保険のフルカバー型の一般車両を付けて、普通車の場合は2万円後半~3万円後半まで、軽自動車なら2万円後半程度までが60代の保険料の目安となりそうです。

また、車両保険を付けなければ、1万円台の保険料となりました。

ただし、保険料は保険会社によって異なりますので、保険料が高く算出される傾向にある保険会社の場合は、もう少し高い保険料となるでしょう。

また、上記の保険料は年間分を一括払いした場合のもので、保険料を分割の月払いで支払う場合は、この保険料よりも5~6%程度高くなります。

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保険料は等級によって上下する

今回の見積もりは等級を20として試算しましたので、20等級よりも等級が低い場合は、保険料も数%程度高くなります。

等級による保険料の割引率は以下のようになります。

  • 20等級… 63%
  • 19等級… 55%
  • 18等級… 52%
  • 17等級… 51%

20等級と19等級の割引率の差が大きいのですが、19等級から11等級までは1%ずつ割引率が低くなっていきますので、その分だけ保険料は上がると考えてください。

車両保険の種類で保険料は異なる

見積もりでは、車両保険を付けた場合と付けない場合の保険料を試算してありますが、車両保険を付けた場合でも、車両保険の補償タイプをエコノミー(車対車+A)にするだけで保険料は安くなります。

車両保険には、車への損害のほとんどをカバーする一般車両と、一般車両から「当て逃げ」や「単独事故」などの補償を除いたエコノミー(車対車+A)がありますが、自分の車の補償をエコノミー(限定タイプ)にすることで保険料は下がります。

以下は、一般車両とエコノミーの保険料を比較したものです。

車種 保険料
(一般車両)
保険料
(エコノミー)
ヴィッツ 33,260円 23,760円
アクア 35,180円 25,530円
フィット 34,190円 25,320円
アルト 28,310円 22,300円
ワゴンR 29,230円 22,460円

車両保険は必要だと思うけど保険料が高くなって困る!という場合は、補償内容は限定されますがエコノミー型を検討しても良いかもしれません。

60代からの保険料が上がる理由は

60代で任意保険に入る場合や見直しを行う場合の保険料は、40代や50代の保険料と比べ高くなる傾向にあります。

その理由は、警察庁交通局の交通事故の発生状況データによると、40代、50代と事故発生件数が底をうった状態から、60代になると若干ですが事故件数は増える傾向にあるからです。

この傾向は、60代を過ぎ70代、80代になるとさらに顕著となります。

平成28年における交通事故の発生状況

出典:警察庁交通局の交通事故の発生状況データ

自動車保険の保険料は、事故を起こす確率が増えれば高くなるような仕組みになっていますので、年齢を重ねることによる事故の増加は、保険料が高く算出される理由になっています。

年代が上がると保険料も上がる

前述の見積もりに登場したワゴンRで40代~70代までの保険料を見積もりすると、下記のような結果となります(年齢以外の見積もり条件は冒頭のものと同じです)。

年代 保険料
(車両保険あり)
保険料
(車両保険なし)
40代 25,400円
19,330円
12,990円
50代 24,940円
18,900円
12,540円
60代 29,230円
22,460円
15,540円
70代 32,750円
24,990円
17,040円

※ 車両保険ありの場合の上段は「一般車両」を付けた場合の保険料、下段は「エコノミー(車対車+限定A)」を付けた場合の保険料です。

上記の見積もりでみれば、50代で底をうった保険料が60代、70代と高くなっていくのが分かります。50代の保険料と比べ、60代で車両保険ありは約5千円、70代では約8千円高くなっていますので、年齢を重ねるに従って保険料の負担が増えることになってしまうのです。

60代からの自動車保険を考える

データで見てきた通り、60代以降の人の事故率は高くなっていますので、自動車保険の補償も「事故を起こした時の補償」に重点を置いたものとすべきでしょう。

また、60代以降の人の場合、収入は年金だけということも考えられますので、できるだけ保険料にかける費用を節約することです。

そこで、必要な補償は確保しながら保険料を安くするポイントをまとめましたので、参考にしながら自身の保険を見直すと良いでしょう。

60代からの自動車保険のポイント

  • 人身傷害保険は付けた方が良い
  • 個人賠償責任保険の付帯も検討
  • 弁護士費用特約は必須
  • 対人・対物賠償保険は無制限で
  • 車両保険は「なし」でも

ご存知の通り、人身傷害保険は事故で死傷した運転者と同乗者に対する補償ですから、車に乗っているときに万一の事故でケガをした場合のことを想定しておくことが大事です。

人身傷害保険を保険金5千万円でかけたときの保険料を、セゾン損保(おとなの自動車保険)で見積もると

  • 車内・車外とも補償… 1300円
  • 車内のみ補償… 850円

車に乗っているときのみの補償(車内のみ補償)であれば、年間850円の保険料で済みますので検討する価値はあるでしょう。

個人賠償責任保険の付帯も検討

個人賠償責任保険(個人賠償責任補償特約)は、日常生活の中で他人にケガをさせ損害賠償を請求された場合に役立つものです。

詳しくは下記の記事を参照していだだきたいのですが、車に関係する賠償の他にも、例えば、「マンションで洗濯機から水が溢れ下の階に水漏れし被害を与えた」「ゴルフ中に自分が打ったボールで他人にケガをさせた」というような場合に役立つ保険です。

» 個人賠償責任補償特約は案外と使える特約かもしれない

保険料はセゾン損保の場合で

  • 保険金額無制限の示談交渉サービス付き… 年間1,620円

場合によっては加入を検討しても良い保険です。

弁護士費用特約は必須

弁護士費用特約は保険会社の事故対応サービスが使えない事故の場合に役立つ特約ですから、万一の事故の場合に備えて付帯しておきたい特約です。

なお、保険会社の事故対応サービスが使えない事故というのは、自分に過失のない事故のことで、例えば、交差点で信号待ちをしていて後ろから追突されたような、過失割合がゼロの事故のことです。

セゾン損保で保険料を確認してみると

  • 300万円までの弁護士費用を補償するプランで… 年間1,290円

車両保険は「なし」でも良いかもしれません

自動車保険の保険料が高くなる要因の一つが「車両保険」です。

車を購入してから暫く経つ場合や、100万円以下の中古車を購入したという場合は、車両保険は「なし」でも良いかもしれません。

車両保険を付帯しなければ、保険料は大幅に安くなります。

ただ、車両保険がないと不安だ!という場合もあるでしょうから、その場合は、「単独事故」と「当て逃げ」などの補償がないエコノミーを検討してみると良いでしょう。

そうすることで、保険料は確実に節約できます。

参考までに、車両保険をエコノミーにした場合の保険料をセゾン損保で見積もってみました。

見積条件を表示する
  • 車種:スズキ・ワゴンR
  • 年齢:60代
  • 等級:20等級
  • 年間走行距離:5千キロ以下
  • 免許の色:ゴールド
  • 運転者の範囲:本人・配偶者
  • 年齢条件:35歳以上補償
  • 使用目的:日常・レジャー
  • 弁護士費用特約:付帯
  • 人身傷害保険:5千万円
  • 対人・対物賠償保険:無制限
  • 個人賠償責任保険:付帯
年代 保険料
(車両保険あり)
保険料
(車両保険なし)
60代 29,230円
24,650円
18,570円

※ 車両保険ありの場合の上段は「一般車両」を付けた場合の保険料、下段は「エコノミー(車対車+限定A)」を付けた場合の保険料です。

上記の見積もり条件で、車両保険を付けて3万円弱、エコノミーを付けて約2.5万円、車両保険をなしにすれば約1.8万円の保険料となります。

車両保険なしで年間18,000円程度ですから、この程度の出費であればさほど苦にならない金額ではないでしょうか。

また、保険料は年間分の一括払いが一般的ですが、保険会社の中には月払いの分割で支払える場合がありますので、年間払いが厳しいようなら分割を選択すると良いでしょう。

» 自動車保険の保険料を支払う方法:分割払いが利用できる場合も

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