自動車保険の保険料を決める要素とは

保険料が高くて困る人のイメージ

近年の自動車保険はリスク細分型の自動車保険といわれていて、保険を契約する契約者や車の情報を細かくリスク要素に分類し、それぞれのリスク度合いに応じて保険料を決める仕組みになっています。

例えば、契約者の車の車種は事故を起こしそうな車種なのかとか、契約者の年齢は若いのか、契約車両を運転する人は誰なのかなどの個々の違いによって、保険料が高く算出される人と安く算出される人が出てくるのです。

保険料は個々のリスク度合いに応じて決まる

ます、リスク細分型の自動車保険のリスクとなる主なものをみてみましょう。

  • 車の種類
  • 契約者の年齢
  • 運転者の範囲
  • 車の使われ方
  • 年間で走る距離
  • 住んでいる地域
  • 契約者の等級

これらのリスク要素を個別に評価しながら保険料として積み上げていき、最後に割引などを考慮し最終的な保険料が算出されるのです。

車の種類

自動車保険を契約する車の種類によって保険料は異なります。

つまり、契約する車種が事故の多い車種であれば、保険料は高くなりますし、逆に、事故の少ない車種であれば保険料は安くなります。

これを判断するために用いられるのが「車両料率クラス」という、車種・型式ごとに過去の事故データをまとめたデータベースです。

車両料率クラスは、「損害保険料率算出機構」という機関がまとめているもので、毎年、前年の事故データなどによって更新され新しくなります。

保険料を決める際には、この「車両料率クラス」を参照し、車のリスク度(事故を起こしやすい車かどうか)に応じて保険料が算出されるのです。

一般的に言われているのは、スピードの出やすい車や高級車の場合は、車両料率が高く設定されているので保険料が高くなる傾向にあり、ファミリーカーの場合は、車両料率は低く設定されているので保険料が安くなる傾向にあると言われています。

なお、軽自動車には現在のところ車両料率クラスはありません。

追記
軽自動車にも「型式別車両料率クラス」が2020年1月に導入されることになりました。導入されれば、軽自動車の車種・型式によって保険料に違いが出ることになります。

例えば、ファミリーで使われることが多いフィットやヴィッツの場合は車両料率は低い傾向にありますが、ハイエースやランドクルーザーなどの車両料率は高い傾向にあります。

よって、フィットやヴィッツで自動車保険に入る場合よりも、ハイエースやランドクルーザーで自動車保険に入る方が保険料は高く算出される傾向にあるのです。

なお、自分の車の「車両料率クラス」が知りたい場合は、損害保険料率算出機構の「型式別料率クラス検索」で確認できます。

損害保険料率算出機構「型式別料率クラス検索」

また、車両料率クラスについては下記の記事を参考にしてください。

» 自動車保険の車両料率クラスは車種・型式ごとの危険度

契約者の年齢

子どもが運転するイメージ

契約者の年齢も保険料を決める際のリスク要素の一つです。

自動車保険の保険料は年齢が若ければ高くなる仕組みになっています。これは、年齢が若ければ、車の運転に慣れていないことが考えられることや、スピードを出した運転をする人が多いことなどで、事故を起こす確率が高くなるためです。

自動車保険では、事故を起こす確率が高い=リスク度が高いと判断しますので、結果として保険料が高くなるのです。

では、年齢を重ねれば良いのかといえば、そうでもありません。

ご存知のように、近年、高齢者による事故が相次いでいることから、ある程度の年齢に達すると保険料は上がる傾向にあるのです。

概ね年齢が60歳代以上になると保険料は上昇傾向に転じますので、50歳代と同じような補償をつけていても保険料が高くなった感じることが多くなるかもしれません。

ちなみに、保険料が比較的安く算出されるのは、年齢条件に「30歳以上補償」をセットできる年齢の30歳~50歳代まででしょうか。

この年代を過ぎると、年齢条件に「30歳以上補償」をセットしていても保険料は微増することになるでしょう。

運転者の範囲

運転者の範囲もリスク要素になります。

運転者の範囲が広ければ、それだけ事故を起こす可能性が広がりリスクが大きいと判断されます。

自分一人が運転するよりも家族で運転すれば事故の確率は上がりますから、そのリスク度合いに応じて保険料は高くなります。

そのため、少しでも保険料を安くしたいのであれば、運転者の範囲をできるだけ狭く限定した方が良いでしょう。

例えば、運転者の範囲を「家族全員」から「夫婦のみ」などに変更するだけで保険料は安くなります。これを「運転者限定」といいます。

運転者限定には、下記の種類を設けている保険会社が大半を占めます。

  • 本人限定
  • 夫婦限定
  • 家族限定
  • 限定しない

上から下に行くに従って保険料は高くなりますから、運転者の範囲をできるだけ狭い範囲に限定すれば保険料の節約になります。

車の使われ方と年間で走る距離

車の使われ方は「使用目的」といい、年間で走る距離は「年間走行距離」といいますが、どちらも自動車保険のリスク要素となります。

まず、車の使われ方は「使用目的」ですが、毎日通勤や通学などで一定の距離を走れば、それだけ事故に遭う確率は高くなります。しかし、日々の買い物などに近くのスーパーまでといのであれば、走る距離も長くはならないでしょうから事故に遭う確率は低くなります。

よって、毎日、一定の距離を走る人よりも、日常の買い物などで短距離を走る人の方が保険料は安くなるのです。

次に、年間で走る距離は「年間走行距離」ですが、これは「車の使われ方」に関係してくるもので、年間で走る距離が少ない方が保険料は安くなります。走る距離が多ければ、事故に遭う確率が高くなるためです。

住んでいる地域

一見すると、「住んでいる地域」によって保険料が違うとは考えずらいのですが、実際には住んでいる地域によっても保険料は変わってくるのです。

これは、都道府県によって事故率に違いがあるためで、過去の事故率などを基に保険料を算出する関係上、どこの地域に住んでいるかで保険料に違いがでます。

例えば、都道府県別の事故発生件数でみると、最も多いのが「愛知県」で次が「大阪府」「福岡県」と続いています。逆に、事故発生件数が少なかったのは「鳥取県」や「島根県」だそうです。

つまり、事故に遭う確率の高い地域に住んでいる人は、保険料が高く算出されてしまうのです。

契約者の等級

自動車保険には等級制度というものがあって、事故を起こさず安全運転を続けていれば、等級制度のなかの等級が1段階ずつ上がっていき保険料が安くなっていくという仕組みです。

等級は1~20までの20段階で構成され、1が最も保険料が高くなり20が最も保険料が安くなります。

初めて自動車保険に入るときは6等級が割り当てられ、その後、事故を起こして保険を使わなければ、もしくは、無事故を続けていれば1年ごとに1段階ずつ上がって行き、これに伴って保険料も安くなっていきます。

しかし、事故を起こし保険金を受け取ると等級は下がり、保険料も上がってしまうのです。

等級は、車の種類や運転者の年齢などのようなリスク要素というものではありませんが、自動車保険の保険料を決めるための大きな要素となります。

等級と保険料に関しては下記を参考にしてください。

» 自動車保険の等級とは:無事故を続ければ保険料が安くなる

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まとめ

自動車保険の保険料は、いろいろなリスク要素を評価しながら算出されていくものです。

いろいろなリスク要素を評価し保険料となる金額を算出し、ここに契約者が利用できる割引が適用されて最終的な保険料が決まります。

つまり、保険会社のホームページで自動車保険の見積もりをするときは、このように個々のリスクを判断し割引を控除し保険料が計算されているのです。

なお、割引は「インターネット割引」や「証券不発行割引(紙の保険証券を発行しない場合の割引)」などが代表的なものです。

これらの割引は、ネットから契約するだけで利用できるものばかりで、特に条件などもありませんので、とても利用しやすい割引です。

割引を利用することで、保険料は案外と安くなりますので、ネットで契約をする場合は是非とも利用したいものです。

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