軽自動車の車両保険を考える:他の人はどうしてるの?

軽自動車のイメージ

軽自動車で任意保険に入るときに、車両保険をどうするかで悩むこともあると思いますが、そもそも軽自動車に車両保険は必要なのでしょうか?

今や新車販売台数の4割が軽自動車と言われるくらい人気があるのが軽自動車ですから、ここでは、ポイントを押さえながら軽自動車の車両保険の必要性について考えてみましょう。

軽自動車の車両保険に対する考え方

まず、軽自動車に車両保険が必要なのはどんな場合で、逆に不必要な場合とはどのような場合なのか、つまり、車両保険の必要性を幾つかのポイントで考えていきます。

ポイントは以下の通りです。

これらのポイントを検討しながら必要か?不必要かを判断すると良いでしょう。

  • 車両保険の保険料
  • 自動車ローンは残っているのか
  • 車の年式や車両価格
  • 車の修理は自腹でする?

車両保険の保険料は高いので余力がないのなら付けない選択を

軽自動車を購入する場合のメリットは、年間の維持費が安いということなのですが、維持費の中で最も大きな割合を占めるのは任意保険で、その任意保険に車両保険も付けると、その割合はさらに大きくなってしまいます。つまり、車両保険の保険料は高いのです。

車は必要だけど維持費に多くのお金をかけたくないという人や、セカンドカーだから保険料は安くしたいと思っている人は、多くの場合、軽自動車を選んでいます。事実、筆者の場合もセカンドカーとして燃費や維持費の安い軽自動車を選びました。

せっかく維持費の安い軽自動車を買ったのに、使う場面が有るかどうかも分からない車両保険に高額な保険料を払うのは、もったいないと感じる人も多いでしょう。

こういう場合は、車両保険は必要ないかもしれません。

では、実際に車両保険を付けると保険料がどれくらいになるのか確認してみましょう。

軽自動車に車両保険を付けるとこれくらいの金額になる

契約者の年齢別・年齢条件別に保険料がどのくらいになるのか、ネット自動車保険(通販型)の保険会社のソニー損保で見積もりしてみます。

見積条件を表示する
  • 車種・型式:ホンダ・N-BOX(JF2)
  • 初度登録:平成27年6月
  • 免許の色:ブルー
  • 運転者の範囲:本人のみ(本人限定)
  • 使用目的:日常・レジャー
  • 年間走行距離:5,000キロ以下
  • 対人・対物賠償保険:無制限
  • 人身傷害保険:3,000万円(車内のみ補償タイプ)
  • 搭乗者傷害保険:付帯せず
  • 車両保険:あり
  • 車両保険金額:140万円
  • 免責金額:1回目5万円-2回目以降10万円
  • 弁護士費用特約:300万円で付帯
  • 自動ブレーキ割引:なし(旧型のため自動ブレーキなし)

見積条件は「+」をクリックすると開き、「-」をクリックすると閉じます。

初めて任意保険に入る場合の6等級で見積もり
年齢条件
(年齢)
保険料
車両保険なし 車両保険あり
一般車両 エコノミー
21歳以上補償
(21~25歳)
66,820 132,140 100,700
26歳以上補償
(26~29歳)
45,160 85,810 66,250
30歳以上補償
(30歳~)
36,720 72,100 55,070
30歳以上補償
(40歳~)
36,570 73,140 55,540

等級が6等級ということもあって全体的に保険料は高くなっていますが、車両保険を付けた場合と付けなかった場合とでは、倍以上の保険料となっています。

もちろん、等級による保険料の違いはありますが、車両保険を付けると全ての等級で保険料は倍以上か倍近くまで跳ね上がってしまうのです。

経済的に余力がないなら車両保険はやめるもあり

車両保険の保険料が高くなることは見てきた通りですが、新車や高額な中古車を購入したので経済的に余力がないという場合は、車両保険はしばらくの間付けなくても良いかもしれません。

ただ、新車や100万円以上もする高額な中古車の場合は、車が事故などで被害を受けたときの修理代を考えると、車両保険は必要かもしれませんので、よく考えて判断してください。

なお、車両保険の保険料を節約しつつ補償も付けたいという場合は、保険料の幾分安いエコノミーを付帯しても良いでしょう。エコノミーであれば一般車両の半分くらいの保険料になりますから、心配な場合はエコノミー+A(当て逃げや単独事故の補償がない)を検討してください。上記の比較表を参考にしてください。

ただし、事故で車両保険を使うと、事故の種類に応じて翌年からの等級が下がり、保険料が上がりますので注意しましょう。軽微な事故の場合は、車両保険を使わず自己負担で直すといった判断も要求されます。

車両保険は必要なのか?必要性を考える

安い自動車保険を見つける

自動車保険一括見積もりで安くなった保険料の平均は約2.5万円。
中には、5万円以上安くなったという人も!
保険料の一番安い保険会社はどこ?
一括見積もりサイト「保険スクエア」からの結果はメールで。

自動車ローンが残っている場合は車両保険も必要か

軽自動車を購入するときは、通常、自動車ローンを借りる場合が多いかと思います。

そして、ローンがまだ残っているのなら、車両保険を付帯しておいた方が良いでしょう。

何故なら、もし事故などで車が全損となって修復できない状態になった場合、車はなくなるがローンは残ったままという状態になってしまうからです。

このときに車両保険に加入していれば、全損となっても車両保険の保険金額が支払われますので、受け取った保険金でローンを終わらせ、新しい車の購入費用に充てることができるのです。

全損の場合の保険金は車両保険の種類(一般車両、エコノミー)の別に関係なく支払われますので、どちらの種類の車両保険に加入していても良いのです。ただし、エコノミーは単独事故や当て逃げの補償はありませんから、これ以外の例えば車同士の事故で損害を受けた場合にのみ補償されます。

年式が古い・車両価格が安い場合は車両保険は不要かも

年式の古い軽自動車や走行距離が多い価格の安い中古車を購入した場合は、車両保険も必要ないでしょう。車両保険は、車(消耗品「耐久消費財」)に対しての補償ですから、何が何でも必要というものではありません。

年式が古い車や価格の安い車の場合は、車両保険で掛けられる保険金の額が低くなりますので(車の市場価値によってセットできる保険金額に制限がある)、高い保険料を払ってまで付帯する意味はないかもしれません。

また、車両保険を付けたとしても十分な補償を受けられない可能性もでてきますし、損害の状態が深刻な場合であれば、保険金では賄いきれず自己負担しなければならないケースもでてきますので、車両保険は付帯せず保険料を節約した方が得策ではないでしょうか?

自腹で車を修理するなら車両保険はいらない

車に多少大きなキズが付いたり凹んでしまっても預貯金を使って自腹で修理するという人は、車両保険は必要ないかもしれません。多少のキズや凹みは修理しないという場合も車両保険は不必要と感じるでしょう。

ただ、注意しなければならない点もあります。

それは、前述しましたように軽自動車が全損や大破した場合です。全損となれば、その車には乗ることができなくなり廃車ということになりますが、廃車にする車にローンが残っていれば厳しい事態になってしまいます。

新しい車をローンを組んで購入しても、廃車にした車のローンが残ったままですから、2重にローンの支払いをしなければならなくなってしまいます。

また、大破した場合の修理費用は高額となるのが普通で、その修理代を自己負担できるなら別ですが、通常は資金的に厳しい状態に追い込まれることになるでしょう。

こういうことに陥る可能性があることも考え合わせながら、車両保険を付けるか否かを判断しなければならないのです。車両保険に入っていれば、少なくとも2重のローンに苦しむことはなくなるわけですから。

他の人は車両保険どうしてるの

ここに「損害保険料算出機構」が公表している加入率に関するデータがあります。

それによると、軽自動車で車両保険に入る人の割合(加入率)は46.3%となっています。なお、参考までに、普通車と軽自動車貨物の加入率も載せておきます。

用途・車種 加入率
自家用普通乗用車 60.3%
自家用小型乗用車 50.3%
軽四輪乗用車 46.3%
軽四輪貨物車 17.6%

※ 損害保険料算出機構 くるまに関する保険関連の統計より

軽自動車(軽四輪乗用車)で車両保険に加入する人の割合は、4割強とまだまだ多いとは言えない状況のようです。しかし、軽自動車で車両保険に入る人の前年の加入率が46.0%ですから、少しですが加入率は上がってきているようです。

軽自動車の普及が拡大してきていることや、高額な軽自動車が増えてきていることなどが、加入率が向上した理由なのかもしれません。

なお、軽自動車の任意保険保険料の目安については下記の記事で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

【軽自動車の任意保険】保険料の目安はどれくらい
軽自動車の任意保険の保険料はどれくらいになるのでしょうか? もしかすると保険料を払い過ぎているのかもしれませんので、一応の目安となる金額を知り、今の保険料と比べてみると良いでしょう。 ここでは、今や大人気の軽自動車で任意...

まとめ

車両保険は、他の対人・対物賠償保険のように必ず必要という保険ではありません。

人身事故や物損事故(対人・対物賠償保険の補償対象)場合は、数百万~数億円くらいの高額な損害賠償金を請求されますので、個人のレベルでは到底対応できる額ではなくなりますが、車両保険の場合は、損害の額が数万円~大きくても百万円程度(数万円~数十万円の比率が多いようです)で、車両保険が無くてもどうにかなるレベルです。

こういう事情も背景にあって、軽自動車で車両保険に入る人の割合(加入率)が40%程度なのかもしれません。

ただ、40%くらいの人は軽自動車の任意保険に車両保険も付けている訳ですから、これから車両保険の付帯を考えようかという場合は、前述してきましたようなポイントで検討してみると良いでしょう。

おさらいすると以下のような視点で考え判断してください。

  • 車両保険の保険料は高いので保険料の安いエコノミーも検討する
  • 経済的に余力がないなら車両保険はやめるもあり
  • 自動車ローンが残っている場合は車両保険も必要
  • 年式が古い・車両価格が安い場合は車両保険は不要
  • 自腹で車を修理するなら車両保険はいらない

また、前述した「損害保険料算出機構 くるまに関する保険関連の統計」の軽自動車での車両保険加入率なども参考に検討してみてください。

スポンサーリンク

安い自動車保険を探す

自動車保険の保険料は、保険会社によって違います。同じ見積もり条件でも、保険料が安く算出される保険会社もあれば、逆に、高く算出される保険会社もあるのです。

そこで、一括見積もりを利用して複数の保険会社(最大17社)から見積もりを取り寄せることで、今の自分の条件で最も保険料の安い保険会社を探すことができるのです。

見積もりする人の条件にもよりますが、自動車保険を複数社比較することで5万円以上安くなった人もいますので、試して損はないでしょう。

自分の条件で最も保険料の安い自動車保険を探す

見積ができる保険会社は、イーデザイン損保、ソニー損保、三井ダイレクト損保、アクサダイレクト損保、チューリッヒ保険、あいおいニッセイ同和損保、楽天損保、AIG損保、SBI損保、共栄火災、セコム損保、おとなの自動車保険(セゾン損保)、損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、全労災など、通販型(ネット自動車保険)・代理店型を合わせ最大17社

車を高く売るなら無料一括査定

車を手放すのなら高く査定してもらってはいかがですか?

車を売るときは無料の一括査定を使って数社の見積もりを比較し、一番高い査定額で買い取ってもらいましょう。一括査定を利用した場合、愛車の査定価格が平均で14万円もお得になっています。

車の無料一括査定を試す(カーセンサー)

売却したい車のメーカーや車種などを入力し一括で査定の申込みができます。下取りより買取額が高価になる方法が見つかるかも。他にもメーカー、車種、ボディタイプ別の中古車の買取情報や、買取の流れや査定のポイントなど、初めて車を売る方も安心の情報が満載です。

無料一括査定を依頼できる車買取店

無料一括査定を依頼できる車買取店は「ガリバー、カーセブン、アップル、カーチス、ラビット、ジャック査定センター、ビッグモーター、カーチェンジA1、愛車広場カーリンク」など

軽自動車
自動車保険の匠